酸性の飲食物
次のような飲食物は酸性度が高く、摂り方によっては歯への負担となることがあります。
- 炭酸飲料
- スポーツドリンク
- 栄養ドリンク
- お酢・黒酢飲料
- ワイン
- レモン・グレープフルーツなどの柑橘類
- 酸性のサプリメント など
大切なのは、完全に避けることではなく「頻度」と「摂り方」です。長時間だらだら飲み続けるなど、歯が酸にさらされる時間が長い習慣には注意が必要です。
[月火水金]10:00–13:00/14:30–19:00(水曜18:00まで)
[土]10:00–13:00/14:00–17:00
Dental Erosion
About
酸蝕症(さんしょくしょう)とは、飲食物や胃酸などの「酸」によって、歯の表面を覆うエナメル質が少しずつ溶けてしまう状態です。
虫歯が主に細菌のつくる酸によって起こるのに対し、酸蝕症では酸性の飲食物や胃酸などが歯に直接作用します。
一度失われた歯質は元には戻らないため、原因を確認して進行を防ぎながら、必要に応じて失われた部分を修復することが大切です。
Symptoms
酸蝕症はゆっくり進むことが多く、ご自身では気づきにくいことがあります。
酸蝕が進むと、エナメル質の下にある象牙質が透けたり露出したりすることで、
黄ばみや知覚過敏、欠けなどが生じることがあります。
恵比寿ミカ歯科クリニック
恵比寿ミカ歯科
クリニック
院長 八田 美香子
「以前より歯が薄くなった」
「形が変わってきた」と
感じる場合も、
一度ご相談ください。
Causes
酸蝕症の原因は、大きく「身体の外から入ってくる酸」と「身体の中からくる酸」に分けられます。
次のような飲食物は酸性度が高く、摂り方によっては歯への負担となることがあります。
大切なのは、完全に避けることではなく「頻度」と「摂り方」です。長時間だらだら飲み続けるなど、歯が酸にさらされる時間が長い習慣には注意が必要です。
逆流性食道炎などによって胃酸が繰り返し口の中へ上がることでも、歯が酸の影響を受けることがあります。
特に歯の裏側が大きく溶けている場合などは、飲食習慣だけでなく、身体の状態が関係していないか確認することも大切です。
Our Approach
Feature 01
酸蝕症では、失われた部分だけを修復しても、原因となる環境が続けば再び歯が傷んでしまう可能性があります。当院では歯の状態だけでなく、
なども確認し、原因を考えたうえで治療方針を立てます。胃酸の逆流など身体側の原因が疑われ、まだ医科を受診されていない場合には、必要に応じて内科などへの受診をご案内します。
Feature 02
大きな修復が必要ない場合は、まず現状をできるだけ維持することを目指します。
酸性の飲食物を摂ったあとに水で口をゆすぐ、長時間だらだら飲食しないなど、日常生活での対策についてもお伝えします。
Feature 03
すでに歯質が失われている場合は、その範囲や歯の残り方、噛み合わせに合わせて治療方法をご提案します。
歯の一部が欠けている場合はレジン、前歯が薄く・小さくなっている場合はミニッシュやセラミックなど、状態に合わせて方法を選びます。詳しくは「進行度に合わせた治療方法」でご紹介しています。
Treatment
酸蝕の進み具合や歯の残り方に合わせて、適した治療方法をご提案します。
歯の表面が溶けはじめた段階で、これ以上進まないようにしたい場合は、定期的なメンテナンスを行いながら、継続的に状態を確認します。
歯の一部が欠けたり失われたりしている場合には、歯科用プラスチック(コンポジットレジン)を用いて修復できることがあります。症例によっては保険診療で対応可能です。ただし、酸蝕症では歯の表面が非常になめらかになっていたり、歯の裏側まで大きく失われていたりすることもあるため、状態によってはレジンによる修復が難しい場合があります。
前歯が薄くなったり、小さくなったりしている場合には、状態に応じて「ミニッシュ」をご提案することもあります。ミニッシュは薄い修復物で歯の表面を覆い、失われた部分を補いながら色や形を整える治療です。すべての酸蝕症に適応できるわけではないため、歯質の残り方や酸蝕の範囲、噛み合わせを確認し、レジン・セラミック・ミニッシュなどから適した方法をご提案します。
Price
酸蝕によって失われた歯の一部をコンポジットレジンなどで修復する場合、症状や治療内容によって保険診療となる場合があります。
FAQ
A.一度失われた歯質そのものを元の状態に戻すことはできません。原因を確認して進行を抑えながら、必要に応じて失われた部分を修復します。
A.完全に避ける必要はありません。長時間だらだら飲まない、飲んだあとに水で口をゆすぐなど、歯が酸にさらされる時間を減らすことが大切です。
A.状態によってはレジン・セラミック・ミニッシュなどを用いて、失われた部分を補いながら歯の形や見た目を整えることができます。適した方法は歯質の残り方や噛み合わせによって異なります。