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歯の根元が黄ばむ原因とは?ホワイトニングの有効性を解説

歯を全体的に観察していると、なぜか根本だけ黄ばんで見えるということがあります。歯の噛む面は正常なのに、どうして歯の根元だけ黄ばんでいるのか不思議に思われることでしょう。実はそこにはいくつかの原因が存在しています。歯の根元が黄ばむと、口元の審美性が大きく低下することから、ホワイトニングで改善したいと考えている方も多いことかと思います。そこで今回は、歯の根元が黄ばむ原因と、その症状がホワイトニングによりどの程度改善されるのかについて解説します。

歯の根元が黄ばむ原因

◎根本のエナメル質が薄い

私たちの歯は、噛む面である歯冠(しかん)と根っこの部分である歯根(しこん)の2つに大きく分けられます。白くて半透明なエナメル質は、歯冠側から歯根側に向かうにつれて、薄くなっていく傾向にあるのです。そのため根元に近い部分は黄色い象牙質が目立ちやすく、黄ばんで見えるようになります。これはすべての人の歯に共通していえることです。

◎歯茎が下がっている

上述したように、歯の歯根側はエナメル質が薄いため、象牙質の黄色が目立ちます。加齢や歯周病、外傷などで歯茎が下がり、歯根面が露出するようになると、その傾向はさらに強まります。もともと歯茎に覆われていた部分の歯質は、エナメル質が分布していない点にも注意が必要です。

◎根元に詰め物をしている

歯の根元の虫歯治療で、コンポジットレジンを詰めている場合は、経年的な劣化によって黄色く変色することがあります。それが歯の根元を黄ばませる原因にもなり得るのです。

◎テトラサイクリン歯による変色

歯の形成期にテトラサイクリンという抗生物質を服用すると、歯が変色することがあります。これを専門的には「テトラサイクリン歯」と呼び、妊娠中に女性が服用した場合は、赤ちゃんの乳歯に、お子さんが学童期までに服用した場合は、永久歯に歯の変色が認められます。テトラサイクリンによる歯の変色は、根本だけではなく、歯冠にも現れるのが一般的です。しかも歯が変色するのは1本ではなく、複数本に及ぶことから、その他の原因とは見分けやすいといえるでしょう。

歯の根元の黄ばみに対するホワイトニングの有効性(ケース別)

続いては、歯の根元の黄ばみをホワイトニングで改善できるかどうかをケースに分けて解説します。

◎根本のエナメル質が薄い場合

歯の根元のエナメル質が薄いのは、すべての人に共通している解剖学的特徴であり、異常ではないためホワイトニングで改善するのは難しいです。また、エナメル質が薄いということは、象牙質や歯の神経へと刺激が伝わりやすいことを意味するので、無理にホワイトニングするのはあまりおすすめできません。

どうしてもホワイトニングしたい場合は、比較的作用の弱いホームホワイトニングで慎重に行うことを推奨します。歯科医院でのフッ素塗布には、根元のエナメル質が強化する作用が期待でるため、結果として歯の黄ばみが少し気にならなくなるかもしれません。関心のある方は試してみてください。

◎歯茎が下がっている場合

歯茎が下がって歯根面が露出している場合は、基本的にホワイトニングしない方が良いです。なぜならその部分は象牙質が露出しているからです。象牙質に対して直接、ホワイトニング剤を作用させることは、歯がキーンとしみる知覚過敏を誘発するだけでなく、ケースによっては歯髄炎の症状を引き起こします。

ですから、歯茎が下がっている場合は象牙質が露出した部分をコンポジットレジンで覆う治療が第一に推奨されます。患者さん自身の口腔粘膜を採取して、歯茎がない部分に移植する方法も有効です。その場合は、少し高度な技術が必要となるため、歯科医院選びを慎重に行う必要が出てきます。

◎歯の根元に詰め物をしている場合

ホームホワイトニングやオフィスホワイトニングで白くできるのは、神経が生きている天然の歯だけです。プラスチックやセラミックの詰め物・充填物は、ホワイトニングの薬剤を作用させても適切な効果が得られないため、再治療が必要となります。歯の根元の変色がコンポジットレジンの劣化であれば、補修や詰め直しで症状の改善が見込めます。詰め物をしている部分に虫歯が発生している場合は、感染歯質を除去した上で、コンポジットレジン充填や詰め物の装着を行います。

◎テトラサイクリン歯による変色が起きている場合

テトラサイクリン歯による変色の重症度が比較的軽く、範囲も狭い場合は、ホームホワイトニングやオフィスホワイトニングで改善できることがあります。ホワイトニングで改善が見込めない場合は、セラミック治療が有効です。

まとめ

今回は、歯の根元が黄ばむ原因とホワイトニングの有効性について解説しました。
歯の根元が黄ばむ原因としては、歯の根元のエナメル質が薄い、歯茎が下がっている、歯の根元の詰め物が変色している、テトラサイクリン歯になっている、などが挙げられ、ホワイトニングで改善できる症例は一部に限られます。
基本的には歯の修復治療や詰め物の補修、ケースによっては歯茎を移植する治療などが必要となります。どの治療法が適しているかは精密に検査してみなければわかりませんので、まずはお気軽に当院までご相談ください。

カリソルブ治療を再開しました

カリソルブ薬剤の製造再開のともない、当院におけるカリソルブ治療を再開いたしました。

ホワイトニングの時間・費用・持続時間等を種類別に比較

歯の黄ばみや黒ずみを改善するためのホワイトニング。その処置にかかる時間や費用、歯の白さの持続時間などはホワイトニングの種類によって大きく異なります。
自分の目的に合ったホワイトニングの種類を選ぶことが大切ですので、時間・費用・持続時間などについて、ホワイトニングの種類別に解説をします。

ホワイトニングの種類

歯を白くするホワイトニングの種類は、ホームホワイトニング・オフィスホワイトニング・デュアルホワイトニング・セルフホワイトニングの4つに大きく分けられます。それぞれの特徴を正しく理解し、自分に合ったホワイトニング法を選びましょう。

種類①ホームホワイトニング

自宅(ホーム)で行うホワイトニング法です。はじめに歯科医院を受診して口腔内の検査を行い、自分専用のマウスピースを作ります。そして、処方された薬剤を自宅に持ち帰って、自分で施術をします。ホームホワイトニングの薬剤は、オフィスホワイトニングで使用する薬剤よりも作用が緩やかなので、歯がキーンとしみる知覚過敏の症状が起こりにくく、即効性は劣るものの持続性に優れ、色の後戻りが起こりにくいというメリットがあります。

種類②オフィスホワイトニング

歯科医院(オフィス)で行うホワイトニング法です。歯科医院で口腔内の検査を行い、歯のクリーニングをします。続いて、歯面に薬剤を塗布した上で、光照射を行い薬剤を活性化させます。その後、薬剤を流し落とし、ホワイトニングの効果を確認したら施術は完了です。作用が比較的強い薬剤を使うため、その日に歯の白さを実感できますが、ホームホワイトニングと比較すると、色の後戻りが起こりやすく、また、知覚過敏の症状も起こりやすいと言われています。

種類③デュアルホワイトニング

ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを併用する方法です。歯の白さや持続性を追求したい人にはおすすめですが、コストがやや高くなります。

種類④セルフホワイトニング

自分(セルフ)で歯を白くする方法です。市販のホワイトニンググッズを使用する方法とホワイトニングサロンを利用する方法で、前者はホワイトニング用の歯磨き粉やジェル、歯の消しゴムなどを使用することで、費用を安く抑えられます。後者は店舗に足を運ぶ必要がありますが、市販のグッズを使用するよりは高い効果を期待できます。ただし、どちらも歯の表面の汚れを取り除くだけなので、歯科医院(オフィス)のホワイトニングのような漂白効果は得られません。

ホワイトニングを行う時間

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは、まずは歯を磨いて、薬剤を作用させやすい状態を作ります。その上でマウスピースに薬剤を塗布して、30分~6時間程度、装着します。その後、薬剤を除去して、マウスピースを洗浄します。

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングは、1回あたり30分~1時間半程度の施術です。歯のクリーニングから薬剤の除去まで、すべてを歯科医師や歯科衛生士が行うことで、スムーズにホワイトニングをすることができます。ただし、歯科医院によって採用しているホワイトニングシステムが異なるため、施術時間に違いがありますのでご留意ください。

デュアルホワイトニング

デュアルホワイトニングは、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングの併用ですので、2つの施術に要する時間の合計が所要時間になります。

セルフホワイトニング

市販のホワイトニンググッズを使って行うセルフホワイトニングは、基本的に歯磨きと同じで、、1回あたり3~5分程度です。ホワイトニングサロンでの施術は、1回あたり30分程度です。いずれの方法も歯科医院のホワイトニングより短い時間です。

ホワイトニングで理想の白さに近づけるまでにかかる期間

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは、マウスピースの装着を1日30分~6時間、それを2週間くらい継続することで歯の白さを実感できるようになります。さらに、歯の白さを追求する場合は、2~3ヵ月程度の期間を要することがあります。

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングでは即効性の高い薬剤を使用するため、1回の施術で歯の白さを実感できます。さらに、歯の白さを追及する場合は、1~2週間の間隔で4~5回の施術を繰り返します。

デュアルホワイトニング

デュアルホワイトニングは、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングの併用を1~2ヵ月程度、継続することで白さを追求していきます。

セルフホワイトニング

セルフホワイトニングには、歯の清掃効果しか期待できないことから、歯を白くすることは難しいですが、セルフホワイトニングと正しいセルフケアを両立させることで、歯が持つ本来の白さを維持しやすくなります。

ホワイトニングの費用

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングの費用は、概ねマウスピースの製作費用とホワイトニング剤の費用に分けられます。ホワイトニング用のマウスピースの製作費用には、10,000~30,000円程度が一般的です。一方、ホワイトニング用の薬剤は、5,000~10,000円程度で購入できます。ですから、ホームホワイトニング剤の費用の総額としては、20,000~40,000円程度を想定しておくと良いでしょう。また、再度、ホームホワイトニングを受ける場合は、マウスピースをそのまま活用できるため、ホワイトニング剤の費用だけとなります。

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングの費用は、歯科医院が採用しているホワイトニングシステムによって大きく異なります。一般的な目安としては、15,000~50,000円程度を考えておくと良いでしょう。また、オフィスホワイトニングでメンテナンスを行う場合は、その都度、同程度の費用がかかります。

デュアルホワイトニング

デュアルホワイトニングにかかる費用は、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングの費用を合わせた額になります。概ね40,000~70,000円程度の費用となります。

セルフホワイトニング

セルフホワイトニングでは、市販のホワイトニング用歯磨き粉やジェルを使用する場合で500~1,000円程度、ホワイトニングサロンで施術する場合で1回あたり3,000~5,000円程度の費用がかかります。ちなみに、メタリン酸ナトリウムやポリリン酸ナトリウムといった、歯面の汚れを効率よく通せる成分が配合されたホワイトニング用歯磨き粉は、1本あたり5,000~6,000円することも珍しくはありません。

ホワイトニング効果の持続期間

最後に、ホワイトニング効果の持続期間について解説しましょう。ホワイトニングによって理想的な歯の白さを手に入れることができても、その効果が持続しなければメリットも半減してしまいます。ここでは各ホワイトニング法の効果期間の目安をご紹介します。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは、オフィスホワイトニングに比べて効果の持続期間が長い施術法といえるでしょう。一般的には、歯の白さが6~12ヵ月程度は持続すると言われています。そして、色が戻った後のタッチアップ(補修)も半年~1年に1回程度です。

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングは、即効性が高い分、持続性においてはホームホワイトニングにやや劣り、施術から3~6ヵ月程度で色の後戻りが生じます。

デュアルホワイトニング

ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを併用するデュアルホワイトニングは、2つの施術の相乗効果によって、長いホワイトニングの持続期間が期待できます。具体的には、施術から1~2年は歯の白さを保つことができるでしょう。ですから、歯の白さと、持続性を追求したい人には、デュアルホワイトニングをおすすめします。

セルフホワイトニング

セルフホワイトニングの効果の持続期間は、使用する製品や選択した施術法によって大きく変わります。例えば、歯の表面に塗布するマニキュアタイプのセルフホワイトニングは、その効果は1日程度しか持続しません。一方、ホワイトニングサロンで施術するセルフホワイトニングは、2~3週間程度の持続期間が期待できます。ただし、どの方法も歯の表面の汚れを取り除くだけなので、ホワイトニング効果はなく、他の3つの施術とは根本的に異なることをご留意ください。

まとめ

今回は、ホワイトニングにかかる時間や費用、ホワイトニング効果の持続期間を種類別に解説しました。ホワイトニングには、ホームホワイトニング・オフィスホワイトニング・デュアルホワイトニング・セルフホワイトニングの4種類があり、自分の価値観やライフスタイルに合ったものを選ぶとよいでしょう。

例えば、即効性を期待するのであればオフィスホワイトニング、歯の白さを長持ちさせたいのならホームホワイトニング、その両方を求める人にはデュアルホワイトニングをお勧めします。歯を白くするホワイトニングの選択に迷った際には、いつでもお気軽に当院までご相談ください。

生まれつきの歯の黄ばみはホワイトニングで改善できる?黄ばみの原因や治療方法等も解説

歯の黄ばみには、生活習慣などが原因となる後天性のものと、生まれつき歯が黄色い先天性のものとがあります。後者に関しては、歯の黄ばみを容易に改善することは難しいため、対処に迷っている方も多いことかと思います。一般的なホワイトニングで改善できれば良いのですが、実際はどうなのでしょうか。ここではそんな生まれつきの歯の黄ばみの原因や治療方法などを詳しく解説します。

生まれつき歯が黄ばんでいる原因

生まれつき歯が黄ばんでいる原因としては、エナメル質形成不全症とテトラサイクリンによる影響の2つが挙げられます。

エナメル質形成不全症

エナメル質形成不全症とは、文字通り歯の表面に分布しているエナメル質が正常に形成されない病気です。エナメル質は白く、半透明な性質を帯びているのですが、その下に分布している象牙質はもともと黄色味がかっていることから、エナメル質の量が減るほど、歯も黄色く見えるようになります。

ちなみに、エナメル質形成不全症は、妊娠中の女性が栄養障害や代謝異常、急性熱性疾患などを患うことが根本的な原因となります。加えて、遺伝的な要因により、その影響が胎児にまで波及することもあります。

テトラサイクリンによる歯の変色

テトラサイクリンとは、黄色味を帯びた抗生物質です。それを妊娠期にたくさんの量、服用していると子どもの乳歯が黄色くなることがあります。これはテトラサイクリンの成分がカルシウムと結合して、乳歯の変色を促すからです。専門的には「テトラサイクリン歯」と呼ばれるもので、永久歯に見られる場合は、生まれつきではありません。生まれてからお子さんがテトラサイクリンを服用することで、6歳くらいから生え始める永久歯にも歯の変色が認められるようになります。

生まれつきの黄ばみはホワイトニングで改善できる?

エナメル質形成不全症やテトラサイクリンによる歯の変色は、ホワイトニングで改善できることもあります。ただし、食べ物や飲み物が原因で歯の表面が着色するケースとは、黄ばみの原因が異なることから、ホワイトニングでその症状を改善できないこともありますのでご注意ください。オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせるデュアルホワイトニングで丁寧に施術していけば、ある程度の効果は得られるでしょう。

歯を白くする治療方法

歯の着色や変色を改善する方法としては、以下の4つが挙げられます。

クリーニング

歯のクリーニングは、保険診療でも受けられる治療法です。細菌の温床となる歯垢や歯石、バイオフィルムなどを専用の機材と薬剤を使って取り除きます。基本的には虫歯や歯周病を予防するために行われる処置ですが、結果として歯の黄ばみも改善されます。クリーニングは、保険診療の定期検診・メンテナンスの一環として行われるのが一般的です。

PMTC

PMTC (Professional Mechanical Tooth Cleaning)とは、保険診療のクリーニングよりも高い清掃効果が期待できる施術法です。日本語では「専門家による機械的な歯の清掃」と訳されるように、歯をキレイにすることを主な目的としています。そのため歯垢・歯石・バイオフィルムだけでなく、歯の黄ばみの原因となっている「ステイン」もしっかり取り除くことが可能です。歯科医院によっては、アミノ酸の細かい粒子を歯の表面に吹き付けるエアフローで、タバコのヤニまで効率良く除去できます。ブラッシングやクリーニングで取り除けない歯の汚れに悩まされている方は、PMTCを試してみましょう。

ホワイトニング

ホワイトニングは、過酸化水素や過酸化尿素といった薬剤で歯を漂白する処置です。クリーニングやPMTCが“歯の表面”の汚れを取り除くのに対し、ホワイトニングは“歯の内部”に沈着した汚れを化学的に分解・除去することができます。この点は、歯のお掃除との決定的な違いといえます。そのため今回のテーマである生まれつきの歯の黄ばみもホワイトニングなら改善できる場合があるのです。

【ホワイトニングの種類】

ホワイトニングは、オフィスホワイトニング・ホームホワイトニング・デュアルホワイトニングの3種類があります。

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングは歯科医院ですべての処置が完結する施術法で、過酸化水素という比較的作用の強い薬剤を使うことから、歯を白くする効果も高くなっています。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは、自宅で患者さん自身が施術する方法で、過酸化尿素という比較的作用の弱い薬剤を使うため、即効性は高くないものの持続性には優れています。

デュアルホワイトニング

デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用する方法で、それぞれの欠点を補いつつ、相乗効果も得られる施術法なので、生まれつき歯が黄ばんでいる症例にも高い効果が期待できます。

ラミネートベニア

ラミネートベニアとは、歯の表面に薄いセラミック製のチップを貼り付ける治療法です。歯の黄ばみを清掃や漂白によって取り除くのではなく、エナメル質を一層削った上でセラミックの装置を接着するため、ここまで紹介してきた方法とは根本的に手法が異なります。ただ、象牙質まで深く削ることはなく、必ず切削範囲をエナメル質内にとどめることから、施術後に歯の寿命が縮まることもありませんのでご安心ください。チップはセラミックで作られているので、経年的な変色も起こりにくいです。

当院では、このラミネートべニア法を改良・発展させた極薄のべニアによる歯を削らない最新の治療法(スーパーエナメル)を行っております。

歯の黄ばみを予防する方法

最後に、歯の黄ばみを予防する方法についても簡単に説明します。歯磨き粉を使って、毎日正しい方法で歯磨きすることは当然として、プラスアルファで以下の2点を意識しましょう。

歯質を強化する栄養素を摂取する

食品に含まれる栄養素には、歯質を強化するものがあります。具体的には、次の4つが歯の黄ばみを予防する上で有用です。

ビタミンA

ビタミンAには、エナメル質を強くする作用が期待できます。とくにエナメル質の形成期には、ビタミンAを十分な量、摂取することが大切です。

ビタミンC

ビタミンCには、象牙質を強くする作用が期待できます。象牙質は、歯が生えた後も歯髄腔(しずいくう)内で産生されるものなので、発育期を過ぎた人も十分な量を積極的に摂取することが大切です。

カルシウム

エナメル質や象牙質の主成分はカルシウムです。カルシウムは、酸によって溶かされたエナメル質を修復する際にも必要となることから、毎日、適切な量を摂取することが大切です。

ビタミンD

ビタミンDは、カルシウムの吸収を助ける作用が期待できます。

唾液の分泌を促す

私たちの唾液には、カルシウムを始めとした歯を修復するための成分が含まれています。唾液が正常に分泌されていれば、酸によって歯が少し溶かされても、元に戻すことができるのです。また、唾液には汚れを洗い流す自浄作用や歯垢・歯石の形成を抑制する作用も期待できるため、以下のような方法で促進するのが望ましいです。

  • 食事のときにたくさん咀嚼する
  • 水分補給をこまめに行う
  • 唾液腺をマッサージする
  • 舌の筋肉をトレーニングする

まとめ

今回は、生まれつき歯が黄ばんでいる原因や、その症状をホワイトニングでどの程度改善できるかどうかについて解説しました。
本文でも述べたように、生まれつき歯が黄色く変色している場合でも、ホワイトニングで改善できることがあります。
その他にも生まれつきの歯の黄ばみを改善する方法はありますので、歯の変色・着色にお困りの方は、いつでもお気軽に当院までご相談ください。

ホワイトニングの効果の持続期間は?長持ちさせる方法等も解説

黄ばんだ歯を改善するために歯科医院のホワイトニングを受けてみたいけれど、どのくらい長持ちするのか気になる。高いお金を払って持続期間が短かったらどうしよう。そんな悩みを抱えている方には、ぜひこのコラムをご一読ください。ここでは歯科医院のホワイトニングの効果を実感できるまでの期間や持続期間、ホワイトニング効果を長持ちさせる方法などを解説しています。

ホワイトニングの効果を実感できるまでにかかる期間

歯科医院のホワイトニングは、施術法によって効果を実感できるまでにかかる期間が異なります。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは、歯科医院で作ったマウスピースと歯科医師に処方された薬剤を使って、自宅で歯を白くする施術法です。ホームホワイトニングでは、安全面を考慮して「過酸化尿素」という漂白作用が緩やかに進む薬剤を使用することから、ホワイトニング効果を実感できるまでには2週間程度の期間を要します。これは1日1~2時間の施術を毎日継続した場合の期間です。

オフィスホワイトニング

歯科医院で、歯科医師や歯科衛生士が施術するオフィスホワイトニングは、ホームホワイトニングよりも効果を実感できるまでにかかる期間が短いです。これは「過酸化水素」という漂白作用が速やかに進む薬剤を使用するからです。オフィスホワイトニングでは基本的に1回の施術でも歯の白さを実感することができますが、目的する白さに到達するまでには、2~3回の施術が必要となります。1~2週間に1回の頻度で施術を受けた場合は、1ヵ月から1ヵ月半くらいで効果を実感できることになります。

ホワイトニングの効果の持続期間

次に気になるのがホワイトニング効果の持続期間ですよね。これもホームホワイトニングとオフィスホワイトニングで大きく異なります。

◎ホームホワイトニング

上述したように、ホームホワイトニングでは漂白作用が緩やかに進む薬剤を毎日1~2時間かけてエナメル質に浸透させます。それを2週間継続することから、歯の奥深くまでホワイトニング効果を発揮させることが可能です。そのためホームホワイトニングの効果は6~12ヵ月程度、持続するのが一般的です。薬剤をじっくりと浸透させた分、色の後戻りが起こりにくくなります。

◎オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングは、1回の施術でも歯の白さを実感できる施術法で、高い即効性が特長となっています。それは色の後戻りが起こりやすいことも意味します。なぜならオフィスホワイトニングでは、エナメル質の比較的浅い部分だけに薬剤を作用させるからです。そのためオフィスホワイトニングでは、3~6ヵ月程度でホワイトニング効果が失われてしまいます。

ホワイトニングの効果を長持ちさせる方法

上段では、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングの効果の持続期間についてお伝えしましたが、それらはあくまで目安です。次の方法を実践すれば、ホワイトニング効果を長持ちさせることも可能となります。

【方法①】色素の濃い飲食物を避ける

ホワイトニング効果を長持ちさせるためには、食生活から改める必要があります。カレーやコーヒー、赤ワインなど、色素が濃くて着色性の高い飲食物の摂取は、できるだけ避けるようにしましょう。とくに、ホワイトニングを行った直後は普段よりも歯が着色しやすくなりますのでご注意ください。

【方法②】毎食後に歯磨きをする

水以外の飲食物には、基本的に着色性があります。ですから、朝昼晩の食事はもちろんこと、間食でお菓子を食べたり、コーヒーを飲んだりした後も可能な限り歯磨きするようにしてください。歯の表面に食べかすや飲み物の色素が残存していなければ、歯の着色も起こりにくくなります。

【方法③】喫煙している人は減煙・禁煙する

喫煙習慣は、歯を黄ばませる主な原因となっています。歯科医院でのホワイトニングを定期的に受けていたとしても、タバコを吸う習慣があると、その効果は大きく低下してしまいます。そのためタバコを吸っている人はできるだけ禁煙した方が良いといえます。もちろん、喫煙習慣を次の日から完全になくすことは難しいので、タバコを吸う本数を減らしたり、禁煙外来での治療を開始したりすることから始めると良いです。

【方法④】市販のホワイトニンググッズを併用する

歯科医院のホワイトニングと市販のホワイトニンググッズは、根本的に効果が異なるものです。歯科医院のホワイトニングでは、エナメル質の内部に沈着した汚れを化学的分解・除去できるのに対し、市販のホワイトニンググッズは、歯の表面に付着した汚れをクリーニングのような形で取り除くことしかできないからです。
ただ、歯科医院のホワイトニング効果を長持ちさせるという意味では、市販のホワイトニンググッズにもそれなりの効果が期待できます。とくにホワイトニング効果が期待できる歯磨き粉は、比較的安全かつ簡便に使用できることから、歯科医院のホワイトニングとの併用がすすめられます。

【方法⑤】歯科医院のクリーニングを定期的に受ける

歯科医院で歯の汚れを落とす方法としては、ホワイトニング以外にもクリーニングという方法があります。クリーニングは、電動のブラシや専用の薬剤などを使って、歯の表面の汚れを機械的に除去する方法で、セルフケアでは取り除けないバイオフィルムやステインなども一掃できます。これもまた歯科医院のホワイトニング効果を長持ちさせる上で有用な方法といえます。ちなみに、歯科医院でのクリーニングは、3ヵ月に1回くらいの頻度で受けると良いでしょう。もともと歯の着色が起こりやすい人は、1~2ヵ月に1回の頻度で、自費診療のPMTCを受けると歯の白さを維持しやすくなります。

まとめ

今回は、歯科医院のホワイトニングの持続期間や長持ちさせる方法について、解説をしました。歯科医院のホワイトニングは、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングに分けられ、それぞれの効果は前者が6~12ヵ月程度、後者が3~6ヵ月程度、持続します。着色性の高い飲食物の摂取を避ける、毎食後に歯磨きをする、タバコを吸っている人は禁煙する、歯科医院でのクリーニングを定期的に受ける、といった方法を実践することで、その効果を長持ちさせやすくなりますので、関心のある方は一度、試してみてください。

ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングの違いとは?施術方法・効果・費用などを解説

歯の黄ばみや黒ずみを改善するホワイトニング。市販のホワイトニングを使って自宅で歯を白くする方法もありますが、歯科医院での施術とは根本的に商品が異なります。今回は歯科医院でのホームホワイトニングとオフィスホワイトニングの違いを中心に解説します。

ホワイトニングの種別

歯科医院で施術される「ホームホワイトニング」と「オフィスホワイトニング」、そして「市販の商品を使用したホワイトニング」に分類されます。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは、患者さんが自身が自宅で行う方法です。まず、歯科医院での口腔内検査を行い、虫歯や歯周病などの問題がないことを確認した上で、次に精密な歯型を取り、患者さん専用のマウスピースを作成します。このマウスピースはホワイトニング剤を歯全体に均等に塗るための器具です。

マウスピースが完成し、ホワイトニング剤(通常は過酸化尿素を含む)が処方された後、患者さんは自宅でマウスピースにホワイトニング剤を塗布し、所定の時間、歯に装着します。この方法は、漂白剤の濃度が比較的低く、効果が現れるまで数週間を要することが一般的ですが、安全に行うことができます。

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングは歯科医院で行われる施術です。専門的なクリーニング後、高濃度の過酸化水素を含むホワイトニング剤を直接歯面に塗布し、特殊な光(LEDなど)を照射することで、過酸化水素の分解が促進され、歯の漂白効果を高めます。

この方法は、通常、1回の施術で白さを認識できるため、結婚式や大切なイベント前の急な美容対策としても人気です。ただし、治療に一時的な歯の敏感性の症状が見られることがあるため、歯科医師に相談して進めることを推奨します。

市販の商品を試用したホワイトニング

歯科医院で行うホワイトニングと市販の商品によるホワイトニングとの違いは、薬剤の質と濃度で、歯科医院では、より高濃度の薬剤を使用するので高い漂泊効果を期待できることです。さらに、そして全ての施術が歯科医師の管理のもとで行われる歯科医院でのホワイトニングは、安全性もメリットです。

歯科医院でのホームホワイトニングとオフィスホワイトニングの比較

ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングは、それぞれ異なる利点を持つ歯の漂白方法です。以下では、効果を実感できるまでにかかる期間、持続性、治療期間、および費用の観点からこれら二つの方法を比較していきます。

効果を実感できるまでの期間

ホームホワイトニングは、過酸化尿素を主成分とする薬剤を使用しますが、歯の白さを実感するまでに2週間以上を要することが多いです。これは、1日に2時間の施術を毎日継続した場合の期間です。一方、オフィスホワイトニングでは、濃度の高い過酸化水素の薬剤により、施術直後に歯の白さを実感することが可能です。

効果の持続期間

ホームホワイトニングは、長時間をかけて薬剤を歯に浸透させることで、一般的に、効果は6~12ヵ月間程度
と言われています。一方、オフィスホワイトニングの効果は3~6ヵ月程度
と言われていますが、定期的なメンテナンスによって持続期間を延ばすことができます。

施術期間と時間

オフィスホワイトニングは、1回が約1時間で、数回で施術が完了します。ホームホワイトニングは、毎日2時間の施術を2週間程度続ける他、カウンセリングやマウスピースの作成を含めると、全体としては約1ヵ月間を要するのが一般的です。

費用

ホームホワイトニングは、マウスピースと薬剤を含めて一般的に20,000〜50,000円程度
です。また、継続的にホワイトニングを行う場合、マウスピースを再利用できます。一方、オフィスホワイトニングは、1回の施術で30,000〜60,000円程度
です。

以上のように、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングはそれぞれにメリットとデメリットがあります。患者さんのライフスタイルやニーズに合わせて、最適なホワイトニング方法を選択することが重要です。どちらの方法にも共通して言えるのは、安全で確実な漂白効果を期待するならば、信頼できる歯科医院での施術を選ぶことです。

ホワイトニング別の向いている人

ここまでホームホワイトニングとオフィスホワイトニングの違いについて解説してきましたが、実際にどちらが自分に向いているのかよくわからないという方も多いことでしょう。

ホームホワイトニングが向いている人
  • 効果も得たいが、費用を抑えたい
  • エナメル質の透明度が高い
  • 口を大きく開けられない(開口器が入らない)
  • 歯並びが悪く、光照射を十分に行えない
  • 安心・安全な施術をしたい
オフィスホワイトニングが向いている人
  • 歯をすぐに白くしたい
  • 毎日、自分で施術するのが面倒くさい。時間の余裕がない。
  • 加齢による歯の黄ばみがある
  • 虫歯治療の前にホワイトニングをしなければならない
  • 安心・安全な施術をしたい

まとめ

まず、歯を白くする効果が高くて、安心・安全な施術がよい方には歯科医院でのホワイトニングをおすすめします。
その中でも、なるべく費用を抑えたい方や、自分で毎日施術を続けることができる方には、ホームホワイトニングがおすすめです。また、すぐにでも歯を白くしたい人には、オフィスホワイトニングがおすすめです。
まず歯科医師に相談すれば、最善の方法を提案してもらえるでしょう。

ホワイトニングを受ける際のクリニックの選び方 目的別のホワイトニング方法の選び方も解説

ひと言でホワイトニングといっても、いくつかの種類があり、それぞれに異なるメリットとデメリットがあります。また、歯科医院によっても対応しているホワイトニング方法や費用に大きな違いが見られることから、ホワイトニングを受ける際のクリニック選びは慎重に行うべきでしょう。ここではそんなホワイトニングを受けるクリニックの選び方と、ホワイトニングをする際の重視点について、目的別に詳しく解説します。

ホワイトニングを受ける際のクリニックの選び方

ホワイトニングを受けるクリニックは、次に挙げる6つのポイントに着目すると自分に合ったものを選びやすくなります。

ポイント①ホームページの内容が充実している

おそらく、多くの人はホワイトニングを行うクリニックを選ぶ際、ホームページの検索から始めることかと思います。自分の住んでいる地域内でホワイトニングに対応しているクリニックを検索し、施術内容や費用などをチェックしていることでしょう。
その際、ホワイトニングに関する内容が充実しているクリニックはおすすめといえます。どのような種類のホワイトニングに対応していて、費用はいくらかかるのか。そうした細かい情報をわかりやすく掲載してくれているクリニックは、相談もしやすいです。

ポイント②スタッフの対応が丁寧

ホワイトニングについて電話で問い合わせたり、実際に足を運んでカウンセリングを受けたりした際のスタッフの対応に注目することをおすすめします。スタッフの対応が丁寧なクリニックは、気持ちよく通院できますし信頼度も高まります。

ポイント③説明がわかりやすい

歯科医師やスタッフの対応が丁寧であったとしても、説明がわかりにくいクリニックはあまりおすすめできません。場合によってはスタッフがホワイトニングについて正しく理解していない可能性もあります。
こちらからの質問にも的確に答えてくれて、不安や疑問が解消された状態で施術を受けられるクリニックが理想的といえます。

ポイント④夜間や土日にも診療している

ホワイトニングは、定期的に通う機会が多くなる歯科処置です。そのため昼間や平日が忙しい人は、上手く予定を入れられないことも多々あることでしょう。夜間や土日にも診療しているクリニックなら、ホワイトニングの効果が切れた後のタッチアップも継続しやすくなります。そうした診療体制は、患者目線に立った歯科診療を提供しているという指標にもなります。

ただし、夜間や土日の診療に対応しているからといって、スタッフの数が足りていなかったり、診療の質が低かったりする場合は要注意です。無理な体制で診療を行っているクリニックは、当然ですが良い医療を提供することも難しいからです。

ポイント⑤アフターフォローが充実している

上段でも触れたように、ホワイトニングの効果は永続的なものではなく、定期的なタッチアップ(ホワイトニング後の着色を白く戻すこと)が必要となります。施術後のメンテナンスも併せて行うことで、歯の白さを長持ちさせやすくなります。そして、ホワイトニングのアフターフォローが充実しているクリニックは、安心して通院を続けることができます。
また、クリニックによっては、ホワイトニングの効果を高めるケア用品を用意してくれたり、2回目以降の施術費用を安くしてくれたりする場合もあります。

ポイント⑥良い口コミが多い

飲食店を探す際には、インターネット上の口コミを参考にするという人が大半を占めることでしょう。口コミは実際にその店舗でサービスを受けた人の感想なので、信憑性の高い評価といえるでしょう。そしてそれはホワイトニングという医療サービスにも当てはまります。もちろん、医療を受ける機関を口コミだけで判断するのは適切ではありませんが、良い口コミが多いクリニックは、信頼性も高いといえます。

【目的別】ホワイトニング方法の選び方

続いては、目的に応じたホワイトニング方法の選び方についてです。歯を白くしたいという動機は同じでも、ホワイトニングに対して何を重視するかによって、推奨される施術方法は変わってきます。ここでは「価格」「スピード」「持続性」「白さ」という4つの観点から、おすすめのホワイトニングを紹介します。

価格重視のセルフホワイトニング

ホワイトニングにかかる費用をできるだけ抑えたいという人には、セルフホワイトニングがおすすめです。
セルフホワイトニングは、歯科医師や歯科衛生士が在籍していない「ホワイトニングサロン」で行う方法で、施術をするのは利用者自身です。
ホワイトニングサロンのスタッフは、歯科医師や歯科衛生士といった国家資格を持っていないことから、ホワイトニングの薬剤や機材の使用方法を教えることしかできません。そのため、利用者は自分で施術する手間がかかると同時に、歯科クリニックで取り扱っているようなホワイトニング効果が高い薬剤も使えないのです。

スピード重視のオフィスホワイトニング

オフィスホワイトニング

近い将来に、就職の面接や大事なプレゼン、結婚式などを控えているという人は、即効性の高いオフィスホワイトニングがおすすめです。
オフィスホワイトニングでは、過酸化水素という漂白効果のある薬剤を使用するため、施術したその日に歯の白さを実感できます。施術するのは、歯科医師や歯科衛生士といった国家資格保有者なので、安全性や確実性も確保できることでしょう。

しかもオフィスホワイトニングは、1回あたり30~60分程度で施術が完了することから、空いた時間に歯を白くすることも可能なのです。ちなみに、オフィスホワイトニングには、「知覚過敏が生じることがある」「費用がやや高い」「ホームホワイトニングよりも持続性に劣る」というデメリットもあります。

持続性重視のホームホワイトニング

ホームホワイトニング

歯の白さをできるだけ長持ちさせたいという方には、ホームホワイトニングがおすすめです。
ホームホワイトニングは、歯科クリニックで製作したホワイトニング用のマウスピースを使って、患者さん自身が自宅で歯を白くする方法です。ホワイトニング用のマウスピースを1日2時間程度(当院では30分~6時間)、装着して、それを2週間くらい継続すると歯の白さを実感できるようになります。

ホームホワイトニングで使用する薬剤は、過酸化水素よりも作用が緩やかな過酸化尿素薬剤を使用するため、歯が白くなるまでにそれなりの期間を要するのですが、薬液(薬剤)をエナメル質内部にじっくりと浸透させられることから、持続性は最も優れている方法といえます。ホワイトニング後のケアをしっかり行えば、施術から6~12ヵ月程度は白さが持続することでしょう。ホワイトニングの持続性を重視していて、自分自身での施術が負担にならないという方には、ホームホワイトニングがおすすめです。

白さ重視のデュアルホワイトニング

オフィスホワイトニング ホームホワイトニング

「とにかく歯の白さを理想に近付けたい」というホワイトニングの目的を持った方には、デュアルホワイトニングがおすすめです。デュアルホワイトニングとは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用する方法で、即効性と持続性の両方のメリットがあります。つまり、短期間で歯を白くすることができるだけでなく、その白さを長持ちさせることが可能なのです。

しかも、デュアルホワイトニングでは、それぞれ単独のホワイトニング方法で施術した場合よりも歯を白くできるケースが多いです。上でも解説したように、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングとでは、漂白作用のある薬剤をエナメル質に作用させる方法に違いが見られるからです。そうした点から、歯をより美しく、自然な白さにしたいという方には、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用する方法が推奨されます。

まとめ

今回は、ホワイトニングを受ける際のクリニック選びのポイントと目的別のホワイトニング方法の選び方を解説しました。
ホワイトニングで失敗や後悔をしないためには、スタッフの対応が良かったり、説明がわかりやすいなどのポイントに着目して、クリニックを選ぶと良いでしょう。
ホワイトニング方法に関しては、価格・スピード・持続性・白さという4つの観点から選択すると、自分に合った施術法も選びやすくなるかと思います。
ホワイトニングでは、絶対的に優れている方法というものがないため、個人の価値観やライフスタイル、目的に応じて最善といえるものを選ぶことが大切です。

ラミネートベニア・スーパーエナメルの基礎知識、メリット・デメリット、適用可能な症状などを徹底解説

歯の色や形、大きさなどを手軽に改善できることで注目を集めているラミネートベニア。その一方で、すぐ外れるてしまう、適応できるケースが一部に限られるなど、デメリットも着目されることが多い治療法です。ラミネートべニアを検討する多くの人は、実際の使用感や治療の流れ、費用なども気になることでしょう。
ここではそんなラミネートベニアで後悔しないために、この施術法に伴うメリットやデメリット、適応症などを詳しく解説します。

ラミネートベニアとは

ラミネートベニアとは、歯の表面のエナメル質を0.5mmほど削って、その上にセラミック製のチップ(シェル)を貼り付ける施術です。歯の色や形、大きさ、歯並びを改善できますが、失う歯質の量は少なく、歯列矯正に伴う歯の移動は必要ありません。

ラミネートベニアと似た治療法に、セラミッククラウンを装着する方法がありますが、いわゆる被せ物で、ラミネートべニアに比べて多くの歯質を削る必要があり、また、神経の処置が必要なケースもあります。

一方、ラミネートベニアは、エナメル質の一層だけを削るので、施術に痛みを伴うこともないでしょう。ただし、歯が脆くなる、虫歯になりやすい、知覚過敏になりやすい、などのリスクがあることを知っておいた方がよいでしょう。

「ラミネートベニア」より薄い「スーパーエナメル」

ラミネートベニアによる治療では、厚さ0.5~0.8mm程度のセラミックシェルを使います。歯を削る量を0.5mmに抑えたとしても、本来よりは0.3mm程度、口元に膨らみが生じる可能性があります。そこでお勧めなのが「スーパーエナメル」という新しいタイプのラミネートベニアです。これらはセラミックシェルの厚みが0.1〜0.5mm程度しかないため、ほとんど歯を削らずに装着することが可能です。施術後に口元の突出感が強くなることは稀です。

ラミネートベニア・スーパーエナメルの費用

ラミネートベニアやスーパーエナメルは、審美治療の一種なので、原則として保険が適用されず、全額自己負担となる自費診療です。よって、虫歯治療でコンポジットレジンを詰める時のような安価な費用で施術を受けるのは難しく、ラミネートベニア1本当たり50,000~150,000円程度が相場で、スーパーエナメルも同程度の費用です。ただし、具体的な費用は歯科医院によって大きく異なるのでご注意ください。

ラミネートベニア・スーパーエナメルの素材

ラミネートベニアの素材は、以前は「ポーセレン」というセラミックが一般的でしたが、現在はバリエーションが増えています。
例えば、ジルコニア製のセラミックシェルは、金属に匹敵する硬さを備えているので、ラミネートベニアが割れるのが怖い・不安という方やスーパーエナメルを選択される方におすすめです。また、二ケイ酸リチウムガラスで構成されるe.max(イーマックス)は、高い強度と審美性を兼ね備えた材料でラミネートベニアでも使用されます。

その他、歯科用プラスチックであるレジンとセラミックを混ぜ合わせたハイブリッドセラミックは、比較的に費用が安くなりますが、一般的なセラミックよりも審美面や機能面、耐久面で劣ります。

ラミネートベニア・スーパーエナメルのメリット

メリット①歯を動かさずに歯並びを改善できる

ラミネートベニアやスーパーエナメルは、修復治療や補綴治療で、歯を動かすことはしませんが、歯の表面にセラミックシェルを貼り付けるだけで、すきっ歯や乱ぐい歯を綺麗に見せることができます。つまり、矯正装置を装着する必要がなく、矯正費用も必要ありません。

メリット②歯の色を白くできる

ラミネートベニアやスーパーエナメルは、歯の色を白くすることもできます。セラミックシェルを貼り付けるだけで白い歯を手に入れることができます。

メリット③施術期間が短い

ラミネートベニアですきっ歯などを治す場合は、歯を動かさず、歯を削る量も少なく、施術は2~4回程度の通院で完了します。

メリット④施術に伴う痛みがほとんどない

セラミッククラウンを被せる治療法では、歯を削る量が多く、神経を抜くことがあるため、ある程度の不快症状を伴います。しかし、歯の表面の一層を削るだけのラミネートベニアやスーパーエナメルは、歯の切削範囲はエナメル質内にとどまることから、局所麻酔さえ不要で施術に伴う痛みがほとんどありません。

ラミネートベニア・スーパーエナメルのデメリット

デメリット①歯を削る必要がある(スーパーエナメルはほとんど削らない)

ラミネートベニアで削る歯質の量は、歯の表面の0.5mm程度です。歯の切削範囲は必ずエナメル質内にとどまるため、一般的には施術後の痛みは発生しにくいです。しかし、まったく削っていない歯よりも虫歯や知覚過敏のリスクは高まります。また、失ったエナメル質は再生されることはなく、施術前よりやや脆くなる点にも注意が必要です。ただし、ほとんど歯を削らずにセラミックシェルを装着するスーパーエナメルなら、このデメリットないと言えるでしょう。

デメリット②シェルが外れることがある

で装着するセラミックシェルは、専用の接着剤で固定するため、簡単に外れるものではありませんが、硬い食品を習慣的に食べたり、歯ぎしりや食いしばりなどの習癖があると、セラミックシェルが外れることがあります。ポーセレンなどのセラミックシェルだと、強い衝撃で割れてる可能性もあります。

ちなみに、ラミネートベニアやスーパーエナメルの平均的な寿命は10~20年程度と言われています。保険診療で装着するレジン歯と比較すると、かなり寿命が長いですが、治療後のケアや生活習慣が悪いと、シェルが外れることがあるので注意が必要です。

デメリット③保険が適用されない

審美治療全般における費用面でのデメリットですが、ラミネートベニアやスーパーエナメルは、審美性の向上のための施術なので、原則として保険が適用されず、自費診療となります。

デメリット④適応できない症例がある

ラミネートベニアやスーパーエナメルは、前歯に適した施術で、奥歯に適応することはまずありません。また、前歯であっても、歯の生え方や周りの歯との位置関係、歯の健康状態によっては適応できないこともあります。

例えば、デコボコが大きい歯並びや重症度の高いすきっ歯などは、ラミネートベニアやスーパーエナメル施術だけでは改善は難しい場合があります。

ラミネートベニア・スーパーエナメルが適用可能な症例

以下に当てはまる症状がある場合は、ラミネートベニアやスーパーエナメルを治療法の選択肢のひとつとして検討するとよいでしょう。

  • 前歯部の軽度のすきっ歯
  • 前歯部の軽度の叢生(乱ぐい歯)
  • 前歯の一部が欠けている
  • 前歯の形が歪んでいる
  • 歯の神経が死んで黒ずんでいる
  • 前歯が全体的に変色している
  • 前歯に白いシミ(ホワイトスポット)がある

ラミネートベニアの治療の流れ

Step①初診相談・カウンセリング

ラミネートベニアやスーパーエナメルは、はじめにカウンセリングをしっかり受ける必要があります。どんな症状に悩まされていて、どのような仕上がりを期待しているかを、歯科医師に詳細に相談することが大切です。

Step②検査・診断・治療計画の立案

検査を行って、歯を削る量やセラミックシェルの形・大きさ・色などの診断や治療計画を立てます。

Step③歯の切削・歯型取り・セラミックシェルの製作

歯の表面の一層を削って歯型を取ります。セラミックシェルはラボサイドで製作します。

Step④セラミックシェルの装着

セラミックシェルを装着して、治療は完了です。セラミックシェルの保護のため、マウスピースの装着を推奨します。

Step⑤定期検診・メンテナンス

ラミネートベニアやスーパーエナメルの施術後、定期的に検診・メンテナンスを受けることで、状態の維持を延ばすことができます。

まとめ

今回は、ラミネートベニアやスーパーエナメルの手順やメリットとデメリット、適用可能な症状などを解説しました。ラミネートベニアやスーパーエナメルは、歯の形、色、大きさ、歯並びまでを改善でき得る優れた施術です。ただし、事前に歯科医師と相談して、メリットやデメリットをしっかり理解した上で、施術することをおすすめします。

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