GW期間中の休診について
たいへん恐れ入りますが、4月29日(水)~5月7日(木)を休診とさせていただきます。
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歯が黄ばんでいると、それだけで口元の審美性が大きく低下します。とくに歯の黄ばみ・黒ずみが上の前歯に見られると「不潔」とか「不衛生」、「不健康」といった印象を相手に与えてしまうかもしれません。それだけに歯の着色はホワイトニングでしっかりと改善したいものです。
けれども、「ホワイトニングはめちゃくちゃ痛い」という感想を耳にすることもあるため、なかなか歯科医院を受診できないという方もいらっしゃることでしょう。ここではそんなホワイトニングに伴う痛みの原因や対処法、予防方法などを詳しく解説します。
結論からいうと、ホワイトニングで痛みが生じることはあります。それは冷たいものを口にした時に歯がキーンとしみる知覚過敏の症状で、ホワイトニングの施術を受けた人全体では、2割程度で現れるといわれています。つまり、歯科医院のホワイトニングを受けた人の8割程度は痛いと感じることがないのです。この割合を多いと感じるか、少ないと感じるかはそれぞれの価値観によって変わってくるといえるでしょう。
◎ホワイトニングの痛みの程度・種類について
上述したように、歯科医院のホワイトニングでは一部の症例で知覚過敏の症状が認められますが、その痛みの感じ方にも個人差が見られます。具体的には、ホワイトニングの痛みを次のように感じるようです。
このように、ホワイトニングに伴う痛みの感じ方は、それぞれの歯の状態や体調、刺激への感受性によっても変わります。
ホワイトニングで痛みが生じるのは、知覚過敏によるものです。知覚過敏とは、外からの刺激によって歯の神経が過剰に反応する症状で、エナメル質に亀裂や欠けがあったり、虫歯になっていたりすると現れやすいです。
私たちの歯は外側がエナメル質、内側は象牙質で覆われています。エナメル質は人体で最も硬い組織であり、冷たい飲み物に触れたり、歯ブラシでブラッシングしたりしても、痛みを感じることはありません。一方、象牙質には部分的に歯の神経が分布しているため、そこに外からの刺激が伝わると、歯がキーンとしみる知覚過敏の症状が現れます。つまり、エナメル質に亀裂や欠けがあると、そこからホワイトニング剤がしみ込んで象牙質の神経を刺激するため、痛みが生じるというメカニズムになっています。
歯科医院のホワイトニングで痛くなるタイミングは、3つに分けられます。それはホワイトニングの施術中と施術直後、帰宅してから数時間後です。どのタイミングで痛みが生じるのかは一概に語れません。単純に考えると、ホワイトニングの施術中に痛みが生じやすそうですが、施術直後や帰宅してからも知覚過敏は起こり得ます。これも患者さんの歯や体調に左右されるため、実際にホワイトニングしてみなければわかりません。とはいえ、ホワイトニングに伴う痛みは一時的なものなので、長く悩まされるようなことはまずありません。その点はご安心ください。
ホワイトニングの痛みは、施術から数時間、もしくは1日後まで続くのが一般的です。症状が強く現れている場合は、2日程度、痛みが続くこともあります。しかし、1日中痛いというわけではなく、冷たいものを口にしたり、歯ブラシで刺激したりした時にだけ、知覚過敏の症状が現れます。ですので、日常生活に大きな支障をきたすことはまずないでしょう。逆にいうと、痛みが3日以上続いたり、知覚過敏の症状で仕事や眠りに支障をきたしたりするような場合は、何らかの異常が疑われるため、主治医に相談することをおすすめします。具体的には、歯の神経に炎症反応が生じる歯髄炎を発症している可能性が考えられます。
続いては、歯科医院のホワイトニングで痛みが生じる原因についてです。ホワイトニングで歯がしみる場合は、次に挙げるような症状が背景にあるものと考えられます。
ホワイトニングで痛みが生じる主な原因は、エナメル質の欠けやひび割れです。歯の表面を覆っているエナメル質にそうした異常があると、過酸化水素からなるホワイトニング剤が象牙質にまでしみこんで、歯の神経を刺激します。一見きれいに見える歯でも、実際に専門家が診ると欠けやひびが認められる場合があるため、ホワイトニングの前の口腔内診査が必須となっています。
虫歯は、細菌が産生した酸によって歯質が溶かされている病気です。つまり、エナメル質や象牙質に穴があいて、歯の神経が刺激を受けやすくなることから、ホワイトニング剤で知覚過敏が起こりやすくなります。そのため虫歯がある状態で、歯科医院のホワイトニングを実施することはまずありません。
当然ですが冷たいものに触れるとキーンとしみる知覚過敏の症状を持っている人は、ホワイトニングでも痛みが生じやすいです。その原因としては、もともとエナメル質が薄い、歯ぎしりや強いブラッシング圧でエナメル質が摩耗している、エナメル質に欠けやひびが入っているなどさまざまです。いずれにしても健全な歯よりもホワイトニングで痛みが生じるリスクが高くなっている点に注意しなければなりません。
加齢や歯周病などで歯茎が下がっていると、ホワイトニングで痛みが生じやすいです。なぜなら歯の根っこのエナメル質が分布していないからです。健全な状態でも象牙質がむき出しになっているので、そこに過酸化水素からなるホワイトニング剤を作用させればキーンとしみてしまいます。
ホワイトニングの施術後や帰宅後に痛みが生じた場合は、次の方法で対処しましょう。
まずは歯磨きやうがいをして、お口の中に残っているホワイトニング剤を洗い流しましょう。その際、フッ素入り歯磨き粉を使うと、僅かながらではありますがエナメル質を刺激から守る効果が期待できます。
極端に冷たいものや辛いもの、熱いものは歯の神経を刺激するので、ホワイトニング直後は控えるようにしてください。ホワイトニングで痛みが生じている場合はなおさら、刺激の強い食品を口にしないようにしましょう。
ホワイトニング後の痛みが我慢できないほどのものである場合は、市販の鎮痛剤を飲んで痛みを抑えましょう。いつも飲んでいる鎮痛剤で構いませんので、用法・用量を守った上で正しく服用してください。
ホワイトニングに伴う痛みは、次の方法を実践することで予防しやすくなります。
ホワイトニングを検討中で虫歯がある場合は、必ず虫歯治療を先に終わらせておきましょう。そもそも虫歯を放置した状態では、歯科医師がホワイトニング処置にゴーサインを出すことができません。また、虫歯は進行性の病気であり、放置していても自然に治ることはないため、できるだけ早く治療した方が良いでしょう。
市販の歯磨き粉の中には、知覚過敏の症状を緩和できる製品もあります。それは「硝酸カリウム」という成分が含まれている歯磨き粉で、歯の神経への刺激を抑えることが可能です。皆さんが普段から使っているフッ素入り歯磨き粉も結果としてエナメル質を強くすることから、ホワイトニングに伴う痛みを抑制できます。
3~4ヵ月に1回の頻度で歯科検診・メンテナンスを受けていれば、歯の欠けやひび、虫歯などを早期発見・早期治療できます。つまり、いつでも万全の状態でホワイトニング処置を受けられるようになります。
今回は、歯科医院のホワイトニングで痛みが生じる原因や対処法、予防方法について解説しました。ホワイトニングで痛みが生じるのは、漂白作用のある薬剤が歯の神経を刺激するからです。歯の欠けやひび、虫歯があると、エナメル質から象牙質へとホワイトニング剤が流れ込んでしまうため、キーンという知覚過敏の症状が現れます。
そうしたホワイトニングによる痛みは、虫歯や歯の欠けを事前に治したり、歯を強くする歯磨きを日頃から使ったりすることで予防しやすくなります。仮にホワイトニングで痛みが生じたとしても、一時的なものなので、過剰に心配する必要もないでしょう。ホワイトニングによる痛みが長く続くようであれば、主治医に相談しましょう。
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虫歯になっている歯があるけれど、できれば今すぐにでもホワイトニングで歯を白くしたい!そんな切実な悩みを抱えている方は、一度、立ち止まって正しい知識を身に付けましょう。虫歯がある状態でオフィスホワイトニングやホームホワイトニングをすることはリスクを伴うため、虫歯治療後にホワイトニングを行うことが推奨されます。
今回はそんな虫歯治療後にホワイトニングを行った方がよい理由や施術時の注意点などを詳しく解説します。
虫歯になっているということは、エナメル質が薄くなったり、穴があいていたりすることを意味します。虫歯の進行度が高い場合は、歯の神経までの距離が近づいているか、露出している場合も考えられるでしょう。そのような状態で漂白作用のある薬剤を使うと、歯の神経を傷めてしまいます。歯がキーンとしみる知覚過敏の症状にとどまらず、歯が傷害されて起こる歯髄炎や歯髄壊死のリスクも伴う点に気を付けなければなりません。
虫歯は、自然に治ることがない病気です。ホワイトニングを優先して虫歯を放置していれば、当然ですが病状は悪化していきます。その結果、本来は必要がなかった歯の神経を抜く処置や根管治療を行わなければならなくなるかもしれないのです。ちなみに、オフィスホワイトニングやホームホワイトニングで使用する薬剤は、漂白作用はあるものの、虫歯菌を殺す作用はありませんのでその点は正しく理解しておくことが大切です。
虫歯治療中は、セメントなどの材料を一時的に詰めることがあります。そうした材料は、ホワイトニング剤によって損傷を受けて外れてしまうことがありますので気を付けてください。虫歯治療とホワイトニング処置を同時に行うことはできないのです。
上段で解説した通り、虫歯がある場合は原則として虫歯治療を先に行うことになりますが、いくつか注意しなければならない点があります。
ホワイトニングに使用される、過酸化水素や過酸化尿素といった漂白剤で白くできるのは天然歯のみです。一般的に、人工物の方が白くできそうと思いがちですが、実際には虫歯治療で入れた詰め物や被せ物には効果がありません。
そこでもう1点注意が必要なのが虫歯治療で装着する詰め物や被せ物の材料です。詰め物や被せ物の材料としてコンポジットレジンを使うと、経年的な劣化によって黄色く黄ばんでしまうため、ホワイトニングとの相性はあまり良くありません。安定性が高く、摩耗も起こりにくいセラミックなら、虫歯治療後にホワイトニングを行っても、美しい白さを長く維持しやすくなります。
虫歯治療で歯の神経を抜いた場合は、基本的にオフィスホワイトニングとホームホワイトニングの適応外となります。無理にホワイトニングしても十分な効果が得られませんので、抜髄後は後段で解説する「ウォーキングブリーチ」という方法を選択した方が良いです。
発生して間もない初期の虫歯は、積極的な治療が不要となる場合があります。あるいは、しばらく経過を見てから虫歯治療を始める場合もあるため、そうしたケースではホワイトニングを先に行うこと場合もあります。それはとても難しい判断になることから、必ず歯科医師と相談した上で決めなければなりません。
ホワイトニングは、歯がキーンとしみる知覚過敏が起こりやすかったり、施術直後は着色のリスクが高まったりすることから、治療期間中は虫歯になりやすいと考えている方が多いようです。しかし、それは必ずしも正しいわけではありません。
確かに、ホワイトニングでは漂白作用を発揮する刺激の強い薬剤を使いますが、その結果、歯にダメージが及ぶことはありません。歯を削るわけではないため、ホワイトニング自体が直接虫歯リスクを大きく上昇させるわけではありません。
歯科医院のホワイトニングは、歯を傷つけることのない、安全性が保証された処置法ではありますが、注意点がひとつあります。それはホワイトニング直後の歯の状態です。
私たちの歯は普段、「ペリクル」という薄い膜で覆われており、外からの刺激を守る役割を果たしていますが、ホワイトニング直後はその膜が一時的に消失します。つまり、エナメル質が丸裸の状態となるため、外からの刺激を受けやすくなるのです。
例えば、ペリクルがない状態で酸性の刺激が加わると、普段以上に脱灰現象(だっかいげんしょう)が進みやすくなります。歯の汚れも付着しやすくなることから、虫歯リスクが一時的に大きく高まるといっても間違いではないのです。
そこで皆さんに意識していただきたいのがホワイトニング直後の食事と口腔ケアです。オフィスホワイトニングやホームホワイトニングを行った直後はできる限り水以外の飲食は避けるようにしましょう。施術から24時間経過するまでは、酸性度の強い食品や着色性の高い飲み物・食べ物を避けることも大切です。
歯科医院でのホワイトニングでは、必ず事前に歯のクリーニングを行います。歯の表面に付着した歯垢・歯石・バイオフィルムなどを一掃することで、ホワイトニング剤がエナメル質へと浸透しやすくなるからです。これらはすべて虫歯菌を始めとした細菌の温床となる汚れなので、虫歯リスクを低下させることにつながります。ホームホワイトニングでも患者さん自身が施術前に必ずブラッシングをすることから、虫歯リスクを下げることにつながります。
ホワイトニングは歯を白く、美しくする処置であるにも関わらず、その期間中に虫歯を発症してしまったら元も子もありません。虫歯になるとかげかえのない歯質を失うだけでなく、見た目も悪くなってしまうからです。
そこでこれからホワイトニングを始める人やホワイトニング中の人は、次にあげる3つの方法を実践して、虫歯を積極的に予防するようにしましょう。
日本人の1日当たりの歯磨きの回数で最も多いのは「2回」です。正直、これでは不十分といわざるを得ません。おそらく、多くの人は朝、家を出る前と夕食を食べた後に歯磨きをするかと思いますが、その間にも飲食をする機会は複数回あるかと思います。それがちょっとした間食であっても、お口の中が汚れ、虫歯菌の活動が活発化することを忘れてはいけません。
とくにホワイトニング中で虫歯を徹底的に予防したいという場合は、起床時と就寝前、さらには毎食後に必ず歯磨きを行うようにしましょう。そうすることで毎日プラークフリーな状態を保てるようになります。
歯磨きをするタイミングや頻度、回数などが適切でも正しいブラッシング方法が身に付いていないと、清掃効果は大きく減少します。そこで重要となるのが歯科医院でのブラッシング指導です。歯磨きのプロフェッショナルである歯科衛生士が患者さん一人ひとりに最適といえる歯磨き方法を指導いたしますので、それを日々の口腔ケアで実践してください。
また、歯磨きの際に使用する器具にも配慮が必要です。標準的な歯ブラシによるブラッシングは基本として、歯並びが入り組んでいて磨きにくい部位にはヘッドの小さなワンタフトブラシ、歯と歯の間はデンタルフロスや歯間ブラシを活用してプラークをゼロにするよう努めましょう。
歯科の定期検診では、上述したブラッシング指導に加えて、お口の中の診査も受けられます。その際、虫歯や歯周病の兆しが見つかったら、早期に対処することで予防へとつなげられることでしょう。その他、プロフェッショナルによるクリーニングやセルフケアでは取り除けない歯石を除去するスケーリングを受けられる点も定期検診の魅力です。
歯科の定期検診は、3~4ヵ月に1回くらいの頻度で受診するのがおすすめです。
進行した虫歯では、神経にまで感染が及ぶため、抜髄(ばつずい)という処置が必要となります。歯の神経を抜いた後は原則としてオフィスホワイトニングやホームホワイトニングの適応外となるため、次の方法で歯を白くすることになります。
根管内の充填物を取り除き、ホワイトニング材を挿入して歯の内部から漂白します。処置が終わったら漂白剤を取り除くため、施術は歯科医院内に限られます。インターナルブリーチが完全に終了したら、充填物をもとの位置に戻します。
ウォーキングブリーチの場合は、薬剤を根管内に入れたまま、日常生活を送っていただきます。施術の流れはインターナルブリーチとほぼ同じです。1~2週間ごとに薬剤を交換して、歯を少しずつ白くしていきます。
歯の漂白処置では改善できないケースには、セラミック治療がおすすめです。セラミック製のチップを貼り付けるラミネートベニアやセラミックの被せ物を装着する方法なら、神経を抜いた歯でもきれいな色に改善できます。
今回は、虫歯がある場合のホワイトニングについて解説しました。虫歯がある状態は、歯の神経を傷害したり、充填物を損傷したりするリスクがあるため、原則としてホワイトニングできません。虫歯治療後にホワイトニングを行う場合も本文で述べたような注意点がいくつかることも忘れないようにしましょう。神経を抜いた歯を白くする方法もいくつか存在していますので、関心のある方はいつでもお気軽に当院までご相談ください。