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歯科コラム

ホワイトニングの時間・費用・持続時間等を種類別に比較

コラム/2025年9月17日

ホワイトニングの時間・費用・持続時間等を種類別に比較

歯の黄ばみや黒ずみを改善するためのホワイトニング。その処置にかかる時間や費用、歯の白さの持続時間などはホワイトニングの種類によって大きく異なります。
自分の目的に合ったホワイトニングの種類を選ぶことが大切ですので、時間・費用・持続時間などについて、ホワイトニングの種類別に解説をします。

ホワイトニングの種類

歯を白くするホワイトニングの種類は、ホームホワイトニング・オフィスホワイトニング・デュアルホワイトニング・セルフホワイトニングの4つに大きく分けられます。それぞれの特徴を正しく理解し、自分に合ったホワイトニング法を選びましょう。

種類①ホームホワイトニング

自宅(ホーム)で行うホワイトニング法です。はじめに歯科医院を受診して口腔内の検査を行い、自分専用のマウスピースを作ります。そして、処方された薬剤を自宅に持ち帰って、自分で施術をします。ホームホワイトニングの薬剤は、オフィスホワイトニングで使用する薬剤よりも作用が緩やかなので、歯がキーンとしみる知覚過敏の症状が起こりにくく、即効性は劣るものの持続性に優れ、色の後戻りが起こりにくいというメリットがあります。

種類②オフィスホワイトニング

歯科医院(オフィス)で行うホワイトニング法です。歯科医院で口腔内の検査を行い、歯のクリーニングをします。続いて、歯面に薬剤を塗布した上で、光照射を行い薬剤を活性化させます。その後、薬剤を流し落とし、ホワイトニングの効果を確認したら施術は完了です。作用が比較的強い薬剤を使うため、その日に歯の白さを実感できますが、ホームホワイトニングと比較すると、色の後戻りが起こりやすく、また、知覚過敏の症状も起こりやすいと言われています。

種類③デュアルホワイトニング

ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを併用する方法です。歯の白さや持続性を追求したい人にはおすすめですが、コストがやや高くなります。

種類④セルフホワイトニング

自分(セルフ)で歯を白くする方法です。市販のホワイトニンググッズを使用する方法とホワイトニングサロンを利用する方法で、前者はホワイトニング用の歯磨き粉やジェル、歯の消しゴムなどを使用することで、費用を安く抑えられます。後者は店舗に足を運ぶ必要がありますが、市販のグッズを使用するよりは高い効果を期待できます。ただし、どちらも歯の表面の汚れを取り除くだけなので、歯科医院(オフィス)のホワイトニングのような漂白効果は得られません。

ホワイトニングを行う時間

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは、まずは歯を磨いて、薬剤を作用させやすい状態を作ります。その上でマウスピースに薬剤を塗布して、30分~6時間程度、装着します。その後、薬剤を除去して、マウスピースを洗浄します。

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングは、1回あたり30分~1時間半程度の施術です。歯のクリーニングから薬剤の除去まで、すべてを歯科医師や歯科衛生士が行うことで、スムーズにホワイトニングをすることができます。ただし、歯科医院によって採用しているホワイトニングシステムが異なるため、施術時間に違いがありますのでご留意ください。

デュアルホワイトニング

デュアルホワイトニングは、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングの併用ですので、2つの施術に要する時間の合計が所要時間になります。

セルフホワイトニング

市販のホワイトニンググッズを使って行うセルフホワイトニングは、基本的に歯磨きと同じで、、1回あたり3~5分程度です。ホワイトニングサロンでの施術は、1回あたり30分程度です。いずれの方法も歯科医院のホワイトニングより短い時間です。

ホワイトニングで理想の白さに近づけるまでにかかる期間

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは、マウスピースの装着を1日30分~6時間、それを2週間くらい継続することで歯の白さを実感できるようになります。さらに、歯の白さを追求する場合は、2~3ヵ月程度の期間を要することがあります。

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングでは即効性の高い薬剤を使用するため、1回の施術で歯の白さを実感できます。さらに、歯の白さを追及する場合は、1~2週間の間隔で4~5回の施術を繰り返します。

デュアルホワイトニング

デュアルホワイトニングは、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングの併用を1~2ヵ月程度、継続することで白さを追求していきます。

セルフホワイトニング

セルフホワイトニングには、歯の清掃効果しか期待できないことから、歯を白くすることは難しいですが、セルフホワイトニングと正しいセルフケアを両立させることで、歯が持つ本来の白さを維持しやすくなります。

ホワイトニングの費用

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングの費用は、概ねマウスピースの製作費用とホワイトニング剤の費用に分けられます。ホワイトニング用のマウスピースの製作費用には、10,000~30,000円程度が一般的です。一方、ホワイトニング用の薬剤は、5,000~10,000円程度で購入できます。ですから、ホームホワイトニング剤の費用の総額としては、20,000~40,000円程度を想定しておくと良いでしょう。また、再度、ホームホワイトニングを受ける場合は、マウスピースをそのまま活用できるため、ホワイトニング剤の費用だけとなります。

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングの費用は、歯科医院が採用しているホワイトニングシステムによって大きく異なります。一般的な目安としては、15,000~50,000円程度を考えておくと良いでしょう。また、オフィスホワイトニングでメンテナンスを行う場合は、その都度、同程度の費用がかかります。

デュアルホワイトニング

デュアルホワイトニングにかかる費用は、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングの費用を合わせた額になります。概ね40,000~70,000円程度の費用となります。

セルフホワイトニング

セルフホワイトニングでは、市販のホワイトニング用歯磨き粉やジェルを使用する場合で500~1,000円程度、ホワイトニングサロンで施術する場合で1回あたり3,000~5,000円程度の費用がかかります。ちなみに、メタリン酸ナトリウムやポリリン酸ナトリウムといった、歯面の汚れを効率よく通せる成分が配合されたホワイトニング用歯磨き粉は、1本あたり5,000~6,000円することも珍しくはありません。

ホワイトニング効果の持続期間

最後に、ホワイトニング効果の持続期間について解説しましょう。ホワイトニングによって理想的な歯の白さを手に入れることができても、その効果が持続しなければメリットも半減してしまいます。ここでは各ホワイトニング法の効果期間の目安をご紹介します。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは、オフィスホワイトニングに比べて効果の持続期間が長い施術法といえるでしょう。一般的には、歯の白さが6~12ヵ月程度は持続すると言われています。そして、色が戻った後のタッチアップ(補修)も半年~1年に1回程度です。

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングは、即効性が高い分、持続性においてはホームホワイトニングにやや劣り、施術から3~6ヵ月程度で色の後戻りが生じます。

デュアルホワイトニング

ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを併用するデュアルホワイトニングは、2つの施術の相乗効果によって、長いホワイトニングの持続期間が期待できます。具体的には、施術から1~2年は歯の白さを保つことができるでしょう。ですから、歯の白さと、持続性を追求したい人には、デュアルホワイトニングをおすすめします。

セルフホワイトニング

セルフホワイトニングの効果の持続期間は、使用する製品や選択した施術法によって大きく変わります。例えば、歯の表面に塗布するマニキュアタイプのセルフホワイトニングは、その効果は1日程度しか持続しません。一方、ホワイトニングサロンで施術するセルフホワイトニングは、2~3週間程度の持続期間が期待できます。ただし、どの方法も歯の表面の汚れを取り除くだけなので、ホワイトニング効果はなく、他の3つの施術とは根本的に異なることをご留意ください。

まとめ

今回は、ホワイトニングにかかる時間や費用、ホワイトニング効果の持続期間を種類別に解説しました。ホワイトニングには、ホームホワイトニング・オフィスホワイトニング・デュアルホワイトニング・セルフホワイトニングの4種類があり、自分の価値観やライフスタイルに合ったものを選ぶとよいでしょう。

例えば、即効性を期待するのであればオフィスホワイトニング、歯の白さを長持ちさせたいのならホームホワイトニング、その両方を求める人にはデュアルホワイトニングをお勧めします。歯を白くするホワイトニングの選択に迷った際には、いつでもお気軽に当院までご相談ください。

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